土作り
土を作るところから作品作りは始まります。
クワイエットハウスでは、数種類の田土と山土を
備前土を扱う専門業者から仕入れて、独自にブレンドして使っています。 |
土を練る
成形の前には「菊練り」という練り方で土の中の空気を抜いていきます。 |
カタチを作る
ロクロで形を作ります。 |
削り仕上げ
程よく乾燥したら、うつわのお尻を削って
カタチを仕上げます。作品によっては
表面も削って仕上げます。 |
乾燥
窯詰めまでの間、乾燥させます。
クワイエットハウスでは窯焚きは年一回です。 |
仕込み
窯詰めの前に「仕込み」をします。
藁を挟んだり、くっ付き防止の灰をまぶしたり
窯詰の下準備ですが、作品の模様を決める
とても重要な作業です。 |
窯詰め
作品を登窯に入れていきます。
窯の詰め方によって作品の色や模様は千差万別。
火の当たり方や炎の流れなど、経験と記録を元に
焼け具合を想像しながら丁寧に詰めていきます。 |
窯焚き(あぶり)
いよいよ窯焚きです。
はじめは窯の湿気を抜きながら数日かけて
徐々に温度を上げていきます。 |
窯焚き(せめ焚き)
温度が上がってくると窯焚きも佳境です。
窯に入れる薪の本数も増えて、炎が噴き出してきます。 |
2015クワイエットハウス窯焚き炭入の様子
窯を冷ましている間に、「炭入れ」の動画を投稿します。温度も十分に上がり、目で焼き上がりを確認したら仕上げに「炭入れ」という作業を行います。文字通り炭を入れて、炭の炎で作品に独特の模様を描きます。作品の模様を決定する重要な工程です。
Posted by QUIET HOUSE on 2015年10月30日
窯焚き(炭入れ)
最高温度は1150℃から1200℃ほど。
作品が焼けるのを確認したら「炭入」です。
作品の周りに炭を入れることで
サンギリと呼ばれる模様が生まれます。 |
窯出し
窯焚きが終わると
5日ほど自然に冷めるのをまって窯出しです。 |
窯出し(手入れ)
窯から出したばかりの作品は灰だらけ。
サンドペーパーや砥石を使って一つづつ丁寧に磨いていきます。
使う時の手触りがよくなります。 |
水漏れ検査検査
まだまだ窯出し中です。窯から出した作品は一つ一つ水を入れて漏れ検査をします。荒い陶土は土らしい雰囲気が魅力の半面土に含まれる石が大きいとそこから漏れてしまうこともあるのです。大事な作業。窯出し完了までもうひと踏ん張りです。「オープンアトリエ、展示即売会のご案内」【日時】2015年11月19日(金),20日(金), 22日(日),23日(月),24日(火),25日(水)AM10:00〜PM4:00 ※21日はお休みです!ご注意ください!【場所】岡山県備前市香登本1147 鷹取閑山先生 工房【お問い合わせ】小橋順明 090-9772-7191【クワイエットハウスショップページ】http://bizenware.biz/
Posted by QUIET HOUSE on 2015年11月11日
窯出し(検品)
手入れが終わった作品は水検査です。
一つづつ実際に水を入れて、割れや漏れがないか検品します。 |
水漏れ検査に合格した作品は、一つ一つ水洗いします。
水漏れ検査に合格した作品は、一つ一つ水洗いします。秋も深まって水も冷たく感じるようになってきました。水に浸けると作品についた灰や埃が取れて、鮮やかな土の色がきれいに出てきました。一つ一つに小さく感動しながら洗っていきます。「オープンアトリエ、展示即売会のご案内」【日時】2015年11月19日(金),20日(金), 22日(日),23日(月),24日(火),25日(水)AM10:00〜PM4:00 ※21日はお休みです!ご注意ください!【場所】岡山県備前市香登本1147 鷹取閑山先生 工房【お問い合わせ】小橋順明 090-9772-7191【クワイエットハウスショップページ】http://bizenware.biz/
Posted by QUIET HOUSE on 2015年11月12日
窯出し(洗い)
最後に水で洗って灰をキレイに取り除きます。
洗って水にぬれた作品はキラキラと輝くようです。 |
完成
こうしてやっと販売できる作品になります。 |